Samba で共有フォルダをつくる

Windows iOS Linux で共有できるフォルダを Samba で作ります。

Samba は同一LAN内での使用設計になっており、外部からのアクセスにはセキュリティ的にも向いていませんが、VPNと組合わせることによって比較的安全にクラウド化をすることができます。

Samba のインストールと設定

# apt -y install samba

# mkdir /home/share

# chmod 777 /home/share

# vi /etc/samba/smb.conf

25行目追記 (文字コードを設定)

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

39行目コメント解除してバインドする自身のインターフェースとVPNのIPを追加

interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.50.0/24 eno1

46行目コメント解除

bind interfaces only = yes

100行目認証不要とする

map to guest = bad user

最終行に追記

# 任意の共有名を設定
[Share]
   # 共有フォルダーを指定
   path = /home/share
   # 書き込みを許可する
   writable = yes
   # ゲストユーザー (nobody) を許可する
   guest ok = yes
   # 全てゲストユーザーとして扱う
   guest only = yes
   # ファイル作成時のパーミッションを [777] とする
   force create mode = 777
   # フォルダー作成時のパーミッションを [777] とする
   force directory mode = 777

# systemctl restart smbd

次回は iPhone で共有フォルダを使えるようにしていよいよサーバーをクラウドストレージ化します。